『秋田市』新居の秋田市土崎の伝統行事、土崎港曳山まつり。その祭りを中心とした歴史と文化を伝える施設「土崎みなと歴史伝承館」
中古ですが新居を購入した、秋田市土崎。この地区には国指定重要無形民俗文化財の「土崎港曳山まつり」という伝統行事が有ります。
毎年7月20日・21日に本番が行われるのですが、前後の期間に様々な神事も行われ、歴史も古く土崎の人々にとっては欠かすことのできない地域に根付いた行事。
その土崎港曳山まつりを中心とした秋田市土崎地区の歴史と文化を伝える施設が「土崎みなと歴史伝承館」です。駐車場も完備され入場も無料ですので、お邪魔してみました。
入ってすぐのロビーには休憩所もあり、そこにあるモニターで歴史や土崎の観光スポットなどが紹介されてます。また、館内の案内図も有りますのでご参照ください。
曳山展示ホールには、曳山そのものの展示がされてます。その高さ約11.5mで迫力に圧倒されてしまいそう。曳山とはどのようなものか、また制作に関わる説明がパネルで壁に飾られてます。
明治の頃には高さと装飾を競い合うようになり、20mを超えるような高さの曳山も有ったようですが、電線が引かれた現在は5m以下になったようです。こちらに展示されているのは、再現したレプリカみたいですね。
お隣の伝承室の入口には、たくさんの提灯が飾られてます。それぞれの町内の提灯で、町紋を描いたもの。寄贈されたガラスのぐい呑みも展示されてました。
室内には令和5年度の見返し大会の作品と、土崎に関連する著名人の案内パネルが飾られてます。見返しとは、その時の世相を洒落や風刺で表したもので、曳山の囃子櫓に見返し人形と一緒に飾られるものです。
伝承館を出て、常設展示室へ。こちらには北前船に関する展示が。ミニサイズの北前船が置かれてありますが、良くこんな船で大海原を進んだものですね(^_^;)
1Fの一番奥にあるのが、空襲展示ホール。昭和20年8月14日午後10時半頃から良く15日の未明まで、日本石油秋田製油所を中心とした空襲が行われ、その歴史を説明するための施設です。
あまりの灼熱に溶けたコンクリート柱や、後で発見された不発弾などが展示され、その当時の悲惨さがわかります。秋田の原油生産量が日本一であることより狙われたとのこと。悲しい歴史ですね。
2Fに上がってみましょう。企画展示室は、残念ながら準備中。ギャラリーには、秋田市土崎出身の漫画家「倉田よしみ」さんのデッサン画が展示されてました。学習室も2室ありましたが、この日は使用されておらず。
さて、今年の7月20日・21日は土日に当たります。今年は初めてお祭りが見られそうなので、今から楽しみです(*^^)v
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